【中山記念】スティール3着完敗
「中山記念・G2」(28日、中山)
昨年のダービー制覇以来、9カ月ぶりの実戦となった1番人気ドゥラメンテが、5番手追走から直線で早めに抜け出しV。4角で外へ膨れ気味となり、最後は2着アンビシャスに首差まで詰め寄られたが、16年初戦を白星発進した。ミルコ・デムーロ騎手は京都記念(サトノクラウン)、京都牝馬S(クイーンズリング)、フェブラリーS(モーニン)、アーリントンC(レインボーライン)に続く史上最長の5開催日連続重賞Vを達成した。
一方、2番人気のリアルスティールは3着に完敗。勝ち馬の内を併走する形で運んだが、反応が鈍く一気に突き放されてしまった。
「休み明けの分、少し余裕があったし、勝負どころで右にもたれていた」と福永祐一騎手。「(勝ち馬は)強いね。結果が欲しかったけど…」と肩を落とした。なお、招待状が届いているドバイターフ・G1(3月26日・UAEメイダン)への出否は来週中に正式決定する予定だ。