ゴールドシップ、有馬で引退

 GI6勝馬ゴールドシップ(牡6歳、栗東・須貝)が有馬記念(12月27日・中山)を最後に現役を引退し、来年に種牡馬入りすることが2日、分かった。総額約10億円(70株)のシンジケートが組まれ、北海道新冠町のビッグレッドファームで繁養される予定だ。

 同馬は史上初のJRA同一G13連覇を目指した宝塚記念で大きく出遅れ、15着に敗退した。現在は滋賀県の吉澤ステーブルWESTで放牧中。復帰戦は未定だが、次戦までに発走調教再審査を受ける必要がある。

 年内引退が決まったことについて、管理する須貝師は「決定した以上、残り少ないレースを無事に走らせたい。どのレースに使うかは馬の状態を見てからになるが、勇姿を見てもらうために、一生懸命努力していきたい」とコメント。決意を新たに、秋のG1シリーズを見据えた。

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