【POG】良血馬リアファルがV発進
「2歳新馬」(13日、阪神)
血統通りの力強い走りで、交流G1馬クリソライトの異父弟リアファル(父ゼンノロブロイ、栗東・音無)が1番人気に応えた。好位の外で流れに乗って、直線に入ると堂々と先頭へ。好位のインで機をうかがっていた3番人気のバスタータイプ(2着)が追撃を図ったが、最後まで差を詰めさせずに半馬身差で振り切った。タイムは1分56秒8。ダートの1800メートルで初陣を飾って、北村友一騎手は「調教で能力があるのは分かっていました。心身ともにこれからもっと良くなりそう」と語った。母クリソプレーズの全弟が06年のJCダート馬アロンダイト。ダートで活躍馬を送り出す血筋で今後が楽しみだ。なお、2着馬から1馬身半差の3着は2番人気のジュンスパーヒカル。上位人気3頭での決着に落ち着いた。