「２歳新馬」（２９日、東京）

　重馬場で行われたダートのマイル戦は、スモークフリー（牡、父ディープインパクト、美浦・戸田）が圧倒的な１番人気に応えた。好スタートから好位の外めに収まると、残り４００メートルで２番手から抜け出しを図った６番人気ギンガメテオールに並び掛ける。追い比べで振り切り、１分３９秒０のタイムでフィニッシュを決めた。半姉はレディスプレリュードなど交流重賞３勝を挙げるワイルドフラッパー。勝利に導いた岩田康誠騎手も「能力の高さを感じた。素直で乗りやすいし、いい馬だよ」と評価した。なお、１馬身１／４差の２着はゴール前で差を詰めた２番人気ソルプレーサ。さらに首差の３着争いは接戦となったが、ギンガメテオールが３番人気ミステリウムの追撃を鼻差でしのいで粘り込んだ。