海老蔵、歌舞伎座 母がひいき筋に対応

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が2日、東京・歌舞伎座で、「七月大歌舞伎」の初日を迎えた。

 6月9日の会見で妻でキャスターの小林麻央(33)の乳がんを公表後、初の歌舞伎座公演で、昼の部は「柳影澤蛍火-柳澤騒動-」の初役、夜の部は歌舞伎十八番「鎌髭」などを、拍手と「成田屋」の大向こうを浴びながら熱演。劇場ロビーでは、闘病中の麻央の代わりに、母・堀越希実子さんがごひいきの観客に対応した。

 海老蔵は自身のブログで、楽屋に連れてきた長女・麗禾(れいか)ちゃん(4)、長男・勸玄君(3)の様子を紹介。「今日はなんかうれしい。初日が土日で千秋楽も土日だともっとうれしく感じるんです笑。楽しく過ごそうと思います」と自然体でつづっていた。

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