高樹沙耶候補、「医療大麻」解禁を訴え

参院選公示にともない第一声をおこなった高樹沙耶=東京都内
参院選公示にともない第一声をおこなった高樹沙耶=新橋SL広場(撮影・三好信也)
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 第24回参議院選挙(投開票7月10日)が22日、公示され、新党改革から出馬した高樹沙耶氏(51)は東京・新橋駅前で第一声を上げた。東京選挙区(改選数6)から出馬する高樹氏は午前11時ごろ、小雨がぱらつく中、白を基調としたパンツにスニーカー姿で登場。柱の一つである「医療大麻の解禁」を訴えた。

 「250以上の疾患に効果がある。私を政治家にしてというお願いではなく、みなさんが健康になることがいっぱいある」と呼びかけた。

 政策のテーマは「医療大麻」。報道陣とのやりとりでも「大麻は麻薬というイメージがありますが、アメリカ、ヨーロッパでは医療の現場で使っている。我が国が健康になるために、外国の方に利権を取られる前に、国民の皆様にも声をあげていただきたい」と話した。

 「医療大麻を使用したことがあるか」の問いには「ないです」、「普通の大麻は?」にも「もちろんないです」と大麻使用歴については否定した。

 参院選出馬は新党改革・荒井広幸代表の後押しで決まり、18日に及ぶ夏の戦いに向け、在住する沖縄・石垣島から都内に拠点を構える。テレビ朝日系ドラマ「相棒」シリーズにも出演した高樹氏の新たな“相棒”の存在には、「荒井広幸さんが相棒です」と話した後、「男性もいないですね」と1人身であることも明かした。

 「テーマが大麻なので、みなさん遠くで見ていてくれるという感じ」と話し、芸能人へ応援の呼びかけもしていないという。「賛同いただける方はたぶん選挙にいっていただけるかな。少人数で頑張ってます」とした。

 新党改革といえば、政治資金の公私混同問題などで都知事を辞職した舛添要一氏が過去に代表を務めていた。“逆風”の有無については「過去に起こったことはどうすることもできない。政治的なことと私のことは別。あまり気にしておりません」とした。

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