舛添氏弁明のネタ化、テリー伊藤が危ぐ
演出家、タレントのテリー伊藤(66)が12日、「サンデー・ジャポン」(TBS系)に出演し、政治資金の私的流用問題でさまざまな疑惑が噴出している舛添要一都知事(67)について、その弁明ぶりが“ネタ化”していることに警鐘を鳴らした。
最近では、都知事は上海で購入したシルクの中国服について「ツルッとしていてスムーズになる」と書道をする上で役立つと弁明しているが、この購入した日が東日本大震災が発生した2011年3月12日であることをテリーは最重視。「政治家が(この日に)買えますか」と声を荒らげた。
問題の本質よりも、舛添都知事の珍弁明に注目が集まっていることを「テレビを含めて飽きてきちゃった」と指摘。「ベッキーの問題とかと全然違って、本当にとんでもないことだから。みんな怒らないといけない」「みんなが面白い方に転換していっちゃってる」とこの風潮を危ぐした。
選挙で都知事に就任していることから「選んだのは都民」という論調がある点についても「彼はだましつづけてきた」と反論。「辞める、辞めない、出処進退は政治家1人が決めるって言う。おれはあれは間違いだと思う。政治家の辞める、辞めないは国民が決めるべき」とかたくなに続投を譲らない舛添都知事を批判した。
