舛添氏 湯河原別荘の地価が下落続き

 政治資金の私的流用疑惑に揺れる東京都の舛添要一知事が、一連の騒動へのケジメとして売却を表明した神奈川県湯河原町の別荘近くの地価が、近年下落続きであることが分かった。

 国土交通省の調査では、舛添氏の別荘に近いエリアの地価公示は、平成20年に1平方メートルあたり10万円だったが、年々下落が続き、昨年は7万8000円まで降下している。近年、都市部を中心に地価が上昇傾向にあるとされるが、民間の調査データでは、湯河原町の地価上昇率は、神奈川県内でもかなり低い水準(マイナス)にあるとのデータもある。

 不動産売買は時勢価格や、その他の要素も絡んでくるとされるが、“売り時”としては実に微妙な時期とも言えそうだ。

 舛添氏は「第3者」とする弁護士の調査結果を発表した6日の会見で、「自分なりにケジメをつけたいと考えております」として、そのひとつに公用車で毎週末のように行き来していたことが問題となった湯河原の別荘売却を表明していた。

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