きょう清原被告判決、朝から80人が列

 覚せい剤取締法違反(所持、使用、譲り受け)の罪に問われ起訴された元プロ野球選手、清原和博被告(48)の判決が31日午後1時30分から、東京地裁で言い渡される。午前9時30分ごろに東京地裁に近い日比谷公園で傍聴整理券の配布が始まり、約80人が列をつくった。

 清原被告の初公判が行われる法廷では、一般の傍聴席は20席ほどしか用意されないと見られる。17日の初公判では、20席に対して3769人が傍聴券を希望し、倍率は188・45倍だった。また、初公判の際、整理券配布開始時には350人が並んでいた。

 この日の一番乗りは東京・豊島区内の50歳男性。PL学園時代から32年間、清原被告のファンだという。「やってしまったことは仕方がない。罪を償い、治療・更生して指導者としてプロ野球界に戻ってほしい。ユニホーム姿を見たい。人生の逆転ホームランを打ってほしい。テレビ復帰したところも見たい。彼が出る番組は面白いので見ていました」と清原被告への思いを語った。

 初公判で検察側は懲役2年6月を求刑し、即日結審した。起訴内容を全面的に認めた清原被告は「現役時代はストレスやプレッシャー、不安を野球で解決できたが、解決方法がなくなった。膝の故障もあり、薬物に負けた」と説明した。親友の野球評論家・佐々木主浩氏が情状証人として出廷し、清原被告は何度も法廷で涙をぬぐった。

 弁護側は薬物から更生するため、保護観察を受けながらの執行猶予判決を求めている。

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