「ブラタモリ」高視聴率 真田丸効果か
NHKで7日に放送されたバラエティー「ブラタモリ」(土曜、後7・30)の関東地区平均視聴率が16・0%の高視聴率を記録したことが9日、ビデオリサーチ社の調査でわかった。昨年4月の番組スタート以降、歴代最高の視聴率。前4週平均の13・4%をも大きく上回った。
これまでの最高は昨年10月31日放送の「富士山頂」と今年1月23日放送の「小田原」の14・7%。
7日の特集は京都・伏見で、400年前に「日本の首都」だったという古い街並みを紹介。豊臣秀吉が残した都市計画の痕跡など知られざる歴史の一端が放送された。ナビゲーターのタモリがスイーツ作りにも挑戦した。
番組サイトには「秀吉の時代にタイムスリップしたような感覚になる」「秀吉の権力との関連が良く分かった」など、共感するコメントが集まった。また、「ブラタモリ」を見て、「真田丸」をリンクさせた人も多く、ネット上には「#真田丸」も目立った。
同番組は日本各地をタモリと同局の近江友里恵アナウンサーが訪問して紹介するもの。日本各地の様子をゆったり視聴できる内容で、ファンも多い。
3月19日放送分では熊本城が取り上げられており、地震で甚大な被害を受けた後は、視聴者から再放送を願う声が多くあがっている。
