尾木ママ、堀江貴文氏を暗に批判
災害時にバラエティー番組等を自粛するテレビ局を「バカにするのは鈍重」などと、実業家の堀江貴文氏らの発言を批判していた教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏が19日、ブログで「機械的自粛は思考停止状態」と、批判を恐れての自粛には一言を呈した。
尾木ママは、堀江氏が出演予定だったネット番組が放送中止となったことで「人のスケジュール押さえといて」「アホな放送局」などと怒りをツイートしたことに対して17日、ブログで「(自粛は)あまりにも当然!人として豊かな心遣いではないでしょうか」と主張。「地震の真っ最中なのに 自粛するテレビをバカにするのはとんでもない 鈍重と言わざるを得ません…」と、堀江氏を暗に批判した。
もっとも尾木ママもバラエティー番組自体を徹底的に排除するつもりはなく、この日のブログでは自粛について「慎重に判断してあり得る」としながら、「いつまでも全面的な機械的自粛は 批判恐れた思考停止状態であり 意味がない」と、批判を恐れるあまり過剰に自粛する放送局に対しては、逆批判を展開した。
そして「むしろバラエティーで笑い届け 元気出してもらうことが大切!」と、バラエティー番組の効用にも言及した。
