伊集院光、地震を配慮して深夜ラジオ

 タレントの伊集院光(48)が18日深夜(19日未明)放送のラジオ「月曜JUNK 伊集院光 深夜の馬鹿力」の冒頭で、大きな被害が出ている熊本地震の被災者に配慮するあいさつをしてから番組を始めた。

 通常なら「今週きづいたこと」として、一週間のうちに印象に残った出来事をエコーに乗せて語ってからオープニングトークを始める。この日は、ややあらたまった口調で「迷うね。そして、弱るね。こんばんは、伊集院光です」とあいさつした。続けて、いつもと違う番組の入り方をした理由を説明した。

 「みなさん、ご存じの通り、地震がありまして。朝の番組(「伊集院光とらじおと」)は東京ローカルというやつなんで、基本、それほどニュースのコーナー以外は触れずに普通にやっていたんですけども。JUNKはRKB毎日さんという福岡の放送局がネットしてくれているんで、九州で聴こえるので…。ごめんなさい。言い訳をしてから入ろうかと…」

 「-深夜の馬鹿力」は95年10月から約20年半続く長寿人気深夜ラジオで、伊集院光による独特なトークが持ち味。下ネタやくだらないネタも多く飛び出ることから、被災地への配慮をした。

 「震災の被害に遭われている方、お見舞い申し上げます」と語りかけた伊集院は「何を言っても(私は)その場所にいる人間じゃないから、(番組に対して)腹立つ人は腹立つだろうし…。みたいなところがあると思うんですけど。今日もこの後、ふざけますんで、スペシャルウィーク(聴取率調査週間)に言いづらいけど、ふざけるのは今ちょっとだめという人は、聴かない方がいいかもしんないなとちょっと思ったりとか…」と言葉を選びながら、最大限の配慮をした。

 地震の情報についてはRKBもTBSもそれぞれの判断で挿入していくことを告知した上で、「それ以外は基本、ふざけることを許していただきつつ、番組を始めたいと思います」と本編をスタートさせた。そして、番組でタッグを組む鉄道ファンの放送作家に先んじたいがためだけに北海道新幹線に乗った話や、函館市内で入った居酒屋での珍体験などを語った。

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