徳永英明が3カ月ぶりの復帰ライブ

 2月に脳梗塞の予防手術を受けていた歌手の徳永英明(55)が16日、東京・豊洲PITで、復帰ライブとなる「30th Anniversary Acoustic Special Live 2016」を開催した。

 冒頭、14日に発生した熊本地震に触れ、「僕の友人も大勢、九州にいます。九州の人たちにも、祈りを込めて歌いたいと思います」とコメント。会場を埋めた1300人のファンへ向け、「myself ~風になりたい~」「夢を信じて」「レイニーブルー」「僕のそばに」、さらに歌手・平原綾香(31)に提供した「鼓動」のセルフカバーを披露した。

 「鼓動」を歌う際には、「昨年末に体調が悪くなり、そんなときに平原さんから作詞の依頼が。そのときは、体調が悪い自分に向けて書いたのだけど、今は改めて今の自分の背中を押してくれる曲だと感じた」とエピソードも明かした。

 また、3カ月ぶりの復帰ライブということもあり、「前回のもやもや病のときは、その後に『VOCALIST』というヒット作が生まれたので、今回も2~3年後にあるんじゃないかな」と笑顔でジョークも。「あまり頑張りすぎないように、頑張りたいと思います」と、独特の表現で今後の活動への意欲を示した。

 徳永は2月上旬に体調不良を訴え、「もやもや病による脳梗塞発症予防のため」として、同22日に左複合バイパス手術を受け、40日間の入院生活を送った。この日のライブは当初、アコースティック形式を予定していたが、まだフルタイムでライブを行うことは困難なことから中止も検討されたという。

 だが、徳永本人の「どのような形でも、ファンに直接会ってあいさつしたい」との強い希望により、イベント形式での開催に。アコースティック編成でのライブ演奏や、MVの上映、ファンから事前に集めた質問に答えるトークコーナーなどが行われ、「入院していて色が白くなった」「体重が4キロ減った」など、近況を詳細に報告していた。

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