2NE1 最年少MINZYが脱退
韓国の女性グループ2NE1の最年少メンバーMINZYが脱退することが5日、本国の所属事務所YGエンターテインメントの公式HPで発表された。
今年5月5日にグループの契約が満了するのを前に、今年1月にメンバーが所属事務所で個別面談を行った際、MINZYのみが脱退する道を選んだという。
残ったCL、DARA、BOMの3人は契約を更新。今夏を目標に3人の2NE1として新曲のリリースを準備しており、新メンバーを追加する予定はないという。所属事務所のヤン・ヒョンソク代表は、グループ存続を心配する3人に「何があっても最後まで、2NE1を守っていく。大変なときこそ力を合わせてやっていこう」と話したことも明かしている。
2NE1は2009年に4人で結成。先輩グループBIGBANGの妹分的存在で注目を集め、デビューシングル「Fire」が爆発的ヒットとなり、その年の新人賞を総ナメにした。日本でも11年9月にデビューアルバム「NOLZA」が首位を獲得。日本ツアーでは横浜アリーナ公演を満員にするなど、人気となった。
しかし、14年にメンバーのBOMが過去に禁止薬物の一種アンフェタミンを密輸しようとして仁川空港で摘発されたことが本国で騒動になり、事実上の活動休止状態に陥っていた。
公式HPでは「練習生時代から11年間、同じ時間を過ごした仲間と別れるのはつらいが、2年前に活動休止となり、そこから大変な時期を過ごしたMINZYの立場も理解できる。残念な気持ちより申し訳ない気持ちが大きい」と、MINZYの行動に理解を示す記述もあった。
現地では、すでにMINZYが他の芸能事務所と移籍交渉をしているとも報じられている。
