仁科亜季子、4度目がん手術していた

 女優の仁科亜季子(63)が5日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して、4度目のがんを患い、手術を受けていたことを明らかにした。

 仁科はこれまで3度のがん手術を受けたことが分かっているが今回、08年に続いて14年10月にも大腸がんが判明し、腹腔鏡手術を受けて大腸の一部を20センチ切除したことを告白した。

 仁科は4度目のがんが分かった際、「神様、いい加減にしてよね。なんで4回もって文句いいました」と運命を嘆いた。しかし、今では「こうやって元気で幸せながん生活を送っているので、感謝しています」と、あくまでも前向きに生きている。

 1度目のがん手術の後遺症で排尿障害が残り、尿意を感じないため、外出時は1時間半ほどの間を置いてトイレに行くという仁科だが、「自分の“フルマラソン”を完走したいと思っています」と、がんとの闘いを啓発する講演活動にも力を入れている。

 仁科は1991年、38歳の時に子宮頸がんを患って子宮や卵巣、リンパ節を切除、その後はひどい更年期障害に苦しめられた。そして99年には胃がんで胃の3分の1と脾臓を切除。さらには08年、大腸にGISTと呼ばれる悪性腫瘍が見つかり、切除手術を受けている。

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