二階堂ふみ 「赤い衣装」卒業は延期

赤いドレスで舞台あいさつを行った二階堂ふみ=東京・新宿
舞台あいさつを行った(左から)永瀬正敏、高良健吾、二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、韓英恵、渋川清彦=東京・新宿
舞台あいさつを行った(左から)高良健吾、二階堂ふみ、大杉漣=東京・新宿
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 女優・二階堂ふみ(21)が2日、都内で主演映画「密のあわれ」の舞台あいさつを行った。室生犀星の幻想文学作品を映画化した作品で、二階堂は金魚から人間の姿に変貌した小悪魔的な少女・赤子の役とあって劇中では赤い衣装で熱演。この日も、劇中同様に真っ赤なドレス姿で登場した。

 公開前イベントでも赤い衣装を着ていたが、無事に初日を迎えたとあって「ずっと着ていたいけど今日で赤納め」と「赤」からの卒業を宣言。だが、石井岳龍監督(59)から「映画がスタートしたばかり。もう1年くらい着てほしい」と熱望されると「少しでも多くの方に映画を見てほしいので、もう少し赤を着続けます」と前言を撤回。あらためて「赤」続行を宣言した。

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