ＡＫＢ４８・高橋みなみ（２４）が２７日、横浜スタジアムで、卒業コンサートを行った。ショパンの「別れの曲」が鳴り響いた幕開け、主役が独り姿を見せた。直後に背後から「たかみな！！」の声と共に現れたのは、元・絶対エースでＯＧの前田敦子（２４）。開演わずか４分で、早くも高橋の目は潤んだ。

　ＡＫＢの歴史を築き、固い絆で結ばれた同期（１期生）の２人は、見つめ合い涙を流しながら、オープニング曲「思い出のほとんど」を歌い上げた。

　続く「ヘビーローテーション」ではＯＧ・大島優子（２７）が登場し、「まだしんみりする時間じゃないよー！！」とムードを一変。高橋はセンターポジションに立ち、ヒット曲を次々とたたみかけて、ファン２万８０００人の視線を独占した。

　昨年大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦でも、前田がサプライズ登場。大島も登場し、「ヘビーローテーション」を熱唱。高橋は涙で顔をくしゃくしゃにしていた。

　高橋は誕生日である４月８日に、東京・秋葉原の劇場公演でＡＫＢの活動を締めくくる。