風間俊介 亡き祖父に作品捧げる映画
映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」(平山秀幸監督)の初日舞台あいさつが12日、都内の劇場で行われた。トークセッションでは出演者の1人、風間俊介(32)が一昨年に祖父を亡くしていたことを告白。作品を通じて感謝をしたい人として「この映画を祖父に見ていただきたい」と語った。
この作品は世界最高峰のエベレストに挑む男達と、その帰りを待つ女性の物語。岡田准一が山岳カメラマンの深町誠、阿部寛が天才クライマー・羽生丈二を演じる。風間は羽生の後輩で、羽生との登山中に事故死した岸文太郎役を務めた。
風間は「一昨年に、すごく僕を応援してくださった祖父が亡くなったんですが…」と打ち明けた。「高い高いところでの撮影だったり作品なので、すごく空が近いと思います。天国に近いと思うのでその祖父が喜んでくれたらいいなと思っています」としみじみと語った。「祖父に感謝しているので、この映画を祖父に見ていただきたいなと思っています」と祖父に作品を捧げた。
舞台あいさつには岡田准一、阿部寛、尾野真千子、佐々木蔵之介、ピエール瀧、平山秀幸監督が出演した。