草刈民代 「全身全霊で演じる」と気合

 女優の草刈民代(50)がミュージカル「グランドホテル」(4月9~24日、東京。赤坂ACTシアター、5月5~8日、大阪・梅田芸術劇場メインホール)に出演することになり11日、大阪市内で会見した。

 この日は東日本大震災から5年という節目。草刈は2011年3月15日、大阪で主演映画「ダンシング・チャップリン」の会見を行っていた最中に福島原発の事故の状況を知り、ショックのあまり涙ぐんで会見を中止した経緯がある。「メールなどで被害状況がどんどん知らされ、本当にぞっとして。ショッキングな出来事でした」と当時を振り返った。

 今作品は東京公演もあり「全身全霊で演じることが、見ている人の励みになるとか、そういうことしかないですね。中途半端にやっても意味がない」とあらためて気合を入れた。

 1920年代、ベルリンの名門ホテルに集う人々を描いた作品で、盛りを過ぎたバレリーナ役を演じる。元トップバレリーナの経験を生かし「引退間際、踊りたいのに踊れないという姿は自分と重なる。私のように経験を経てこの役をできる人はいない」と自信をもって挑む。

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