“号泣元県議”法廷での迷語録(下)
政務活動費をだまし取ったとして詐欺罪などに問われた“号泣県議”こと元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)の第2回公判が22日午後、神戸地裁(佐茂剛裁判長)で開かれた。同被告の迷語録を(上)(下)で詳報する。以下は(下)。
検察官「その格好はもういいです。私が右側に行きます」
(しばらくして検察官が左側に戻ると、質問が聞きづらそうな仕草をみせ)
「もう1回、最初からお願いします」
(14年9月の兵庫県警による篠山留置場での取り調べについて)
-ずっと口をつぐんでいたのでは
「口をつぐんだのではなく、恐怖で声が出せませんでした」
(その後は再び『記憶にない』が続くも)
-取り調べはいつ終わりましたか
「平成26年11月14日、金曜日だったと」
-その翌日に(容疑を全面的に認めて謝罪した記載がある)反省文を書きましたか
「神戸地方検察庁あてに特定記録郵便で郵送した記憶があります」
-どこで書いた
「覚えてません」
-反省文は自分で考えて書いたのですか
「差し控えます」
-だれかに相談したのですか
「差し控えます」
(続いて弁護側の質問)
-さきほど、検察官からは、記憶がないのに詐欺をやってないと言う根拠を質問されましたね
「記憶にありません」
(法廷に失笑)
-やってないと言う根拠は何ですか?
「話が長くなってもよろしいですか」
-いや、結論だけ短くお願いします。質問変えます。ウソの収支報告書を書いた記憶は?
「ございません」
-記憶にないから、(虚偽記載したとは)認められないということですね
「私自身の言葉で申し上げますと、作成作業の記憶が全くないために、作業を行ったかすら分からないのです」
(最後に裁判長から)
-収支報告書の作成を誰かに手伝わせたということはないですか
「………」
-その記憶もないんですか
「私自身が作業した記憶はありませんが、(県議会)職員とやりとりした記憶はあります」
-あなた側の人間に手伝わせたということは?
「絶対にありません!」
