西川きよし、95歳の母を亡くしていた
タレントの西川きよし(69)が20日、今年1月1日に95歳の母親が老衰のため亡くなったことを公表した。
大阪市内で取材に応じた西川によると、母親はここ数年は高齢なこともあり、体調を崩して入退院が続いていた。最後は病室で眠るように息を引き取ったという。西川は「皆さんが初笑いで賑やかな時に、水を差すわけにいきませんでした」と葬儀は親族だけで営んだことを明かした。西川の5人の姉弟と、その子、孫らも参列し、親族だけで50人はいたという。ちょうど正月で親族が集まる時期で「せめてもの親孝行になりました」と話した。
西川は、貧しかった子供時代に、働きながら5人の子供を育てる母親の姿をみて、「僕も新聞配達やアルバイトをしましたし、きょうだい皆が、働いて、家族一丸で暮らしましてね」と振り返った。
母親には自身が前立腺腫瘍の手術を受けることは知らせていなかったという。
この日、西川は前立腺腫瘍の治療から仕事復帰し、MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」に出演。番組内でも「今年は元旦からいろいろとありまして。10家族と言えなくなり、9人家族になりました」と母親の他界を明らかにした。
