本木雅弘1点ものビンテージ衣装で喜び

 「第58回ブルーリボン賞」で助演男優賞をの受賞した俳優・本木雅弘(50)が9日、東京・イイノホールで行われた授賞式に、東北に伝わる刺し子の1点もののビンテージ衣装で登場した。

 同賞は東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7紙で構成)が制定するもの。藍色の個性的なジャケットは「80年たってるビンテージ生地の1点ものの一部」といい、東北地方に古くから受け継がれている技術、味わい深さを映画製作に重ねて、選んできたという。

 受賞対象の一つとなった「日本のいちばん長い日」では邦画史上初めて顔を出して昭和天皇役に挑み、その苦悩を見事なまでに演じきった。サイズが大きめのジャケットに、自身と作品との関わりをなぞらえて「身の丈にあってないものにも出合うことがある」と語りつつも、「後世に残せるものになっていけば」と願っていた。

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