中村七之助の美しさに伊藤歩が降参

 歌舞伎俳優の中村七之助(32)が27日、都内で、主演舞台「ETERNAL CHIKAMATSU」(3月10-27日、Bunkamuraシアターコクーンなど)の製作発表会見に、W主演の女優・深津絵里(43)らと出席。12年に死去した父の故・中村勘三郎さんにゆかりのある作品で主演を務める思いを語った。

 同作は、演出家のデヴィッド・ルヴォー氏(58)が勘三郎さんとの交流の中でアイデアを出し合った原作をアレンジしたもの。会見に出席したルヴォー氏は、「私は運命というものを信じていて、この作品を七之助さんとできるということは、とても意味深いものだと感じています」としみじみ話した。

 七之助は「この作品に出会えましたこと、そしてまず一歩、父親の遺志を受け継げましたこと、息子として大変うれしく思っています」と気合十分。「うちの父親がよく言ってた『型があって破るから、型破りなんだよ。型がない人は、破ったらただの形なしだよ』という言葉をちゃんと肝に銘じて、私も型を一生懸命勉強してますけど、この稽古で突き破れるように、いろんなことを試して、守りにならないようにやっていきたい」と、勘三郎さんの教えを改めて口にした。

 歌舞伎では女形の七之助は「男(役)が来たらどうしようって考えてました」と冗談めかして話したが、その美しさには深津も「もうすでに負けているので、そこは足掻かずに…。自分の中に取り入れたい」と脱帽。同じく共演の女優・伊藤歩(35)も「本当に降参です。美しさは絶対かなわない」と白旗を揚げると、七之助は「何か公開処刑みたい…。やめて下さいよ」と苦笑いだった。

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