ピース又吉 受賞後第2作に自信喪失

 芥川賞を受賞したお笑いコンビのピース又吉直樹が12日、読売テレビのバラエティー番組「特盛!よしもと 今田八光のおしゃべりジャングル」に出演し、次作について「もう二度と書けないんじゃないか」と自信喪失状態になっていることを明かした。

 MCの今田耕司が又吉に「自信のあるテーマをもう1個持っていると聞いた」とネタふりすると又吉は「『火花』を書いたら書きたいテーマは3つくらいあったんです」と構想を持っていたことを告白。

 「書ける」という感覚はあったそうだが、受賞作の「火花」が200万部を超えるベストセラーとなり、「今、僕はほんとにもう二度と小説は書けないんじゃいかなと。びびっちゃって。たまたま書けたんじゃないかと」などと話し、自信を失っていることを語った。

 又吉のそんな心境を知ってか、相方の綾部祐二が次作に関わりたいアピールがひどいという。綾部は「2人でなるべく共同で書く」と話すと、周囲から笑いが起こった。又吉は「すっごい設定とか言ってくるんです」とめんどくさそうに話すと、綾部は「未亡人が陶芸に目覚めるってどう?」とアイデアを出した。

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