泉谷しげるが和解報告 ギター投げ封印
フォークシンガーの泉谷しげる(67)が7日、都内で行われた「日本のひなた宮崎県」プロモーション発表会に出席。昨年6月のライブ中に客席へ投げたギターで負傷したことで損害賠償を求めて提訴した女性と、10月に和解が成立したことを改めて報告した上で、「残念ながら、もうやりません」と“ギター投げ”封印を宣言した。
泉谷はまず、「和解しました」と頭を下げ「お客さんを喜ばせようと(ギター投げ)したことで、パフォーマンスとしてはアリだと思うけど、ケガをさせちゃいけない」と話し「当たりどころが悪かった。もうやりません」と反省を口にした。
泉谷は昨年6月22日に新潟県長岡市内で行ったライブ中、弦が切れたアコースティックギターを客席に投げたところ、女性の額に当たり、女性は出血した。女性は病院で治療を受けたが、額中央に長さ15ミリ程度の三日月状の傷痕が残り、慰謝料など約300万円を求める訴訟を起こしていた。
泉谷側が和解金を支払う形で10月14日に和解が成立していたことが今月になって明らかになり、泉谷の所属事務所は「今後は注意しながらパフォーマンスしたい」とコメントしていた。
泉谷はこの日は、宮崎にゆかりのある著名人として、宮崎のPRイベントに出席。2010年に口蹄(こうてい)疫問題が起きたときから畜産農家を支援するチャリティーライブを行うなど、宮崎に頻繁に訪れており「食べ物がうますぎて、人間がダメになるんだよ。人がよすぎて、怠け者!」と泉谷節で宮崎のよさをアピールした。
