エリーと義母役ピン子が号泣再会
女優で歌手のシャーロット・ケイト・フォックス(30)が3日、4日から東京・渋谷の東急シアターオーブで上演されるブロードウェーミュージカル「CHICAGO」の舞台撮影と前日取材に臨み、NHK朝の連続ドラマ「マッサン」(14年10月~15年3月放送)で義理の母親役となった女優・泉ピン子(68)のサプライズ訪問を受け、号泣した。
シャーロットは同ドラマで主人公の妻役・エリーを演じた。2人が出会うのは昨年の夏以来だという。
シャーロットら「CHICAGO」の出演者4人が囲み取材を受けている途中でピン子がボードの陰から登場すると、シャーロットは顔を覆いながら大粒の涙をこぼし、ピン子は「ウチの嫁でございます」と切り出した。
ブロードウェーでのミュージカルデビューを経て、日本での舞台デビューを控えるシャーロットは、朝ドラ当時とは顔のメークも全く変え、1920年代の禁酒法時代の米国を舞台にしたミュージカルを演じる。この日のリハーサルを見たピン子は「なんかイメージが違うわね。まつげもこんなに長くなっちゃって…」と感想を表した。
ピン子は「マッサン」収録時代の思い出を語りながら、「日本はインフルエンザがはやっているから気をつけて。健康で千秋楽を迎えてね」と、ドラマでの憎まれ役とはちがう義母の言葉で激励。この時ばかりはシャーロットも、ミュージカルの主人公ロキシーの悪女ムードをかなぐり捨て、エリーの顔で首を何度も縦に振っていた。