山田喜代子さん両親介護 父からの暴力

 大ヒット曲「3年目の浮気」で知られる元ヒロシ&キー坊のキー坊こと歌手の山田喜代子(58)が7日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に答え、認知症の父親による傷害事件の被害者となりながら、今も静岡県の実家で両親を介護し続けている日々を告白した。

 山田はヒロシ&キー坊が2年半で解散した後もソロ活動を続けていたが、6年前に帰郷した。以来、両親との3人暮らしが始まったが、母親は3年前に脳梗塞で倒れ、以来右半身麻痺となった。

 その1年後、父親の様子がおかしくなり認知症と診断された。穏やかだった性格も一変し、暴力を振るうようになった。そして今年7月、父親は山田に注意されたことに腹を立てて掃除用の水切りワイパーで山田の顔を殴り、傷害容疑で逮捕された。

 それ以前にも山田は父親に、あばら骨にひびが入る負傷を負わされたこともあるという。

 山田は「もみ合いになりぶつかって、ドタッ。顔が血だらけになっちゃって目が見えなくなって…」と事件を振り返った。その際、負傷は顔面だけではなく左手小指も骨折したという。

 「お父さんのことを警察沙汰にしてって言う人もいるかもしれないけど、そこに至るまでにはいろいろあるわけですよ」と山田は家族の環境を説明。「誰が加害者で誰が被害者ってこともない」と再び父親と暮らすことを決め、今も両親の介護を続けているという。

 今でも歌手活動を続けている山田、11月に開催するライブに向けて、カラオケボックスで1人歌唱練習に取り組んでいる。そして山田は最近、10歳下の彼氏ができたことも打ち明けた。

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