大黒摩季 川島さん追悼「穏やか」
歌手・大黒摩季(45)が26日、公式サイトで24日に胆管がんで亡くなった女優・川島なお美さん(享年54)を追悼した。25日夜、都内の川島さんの自宅を弔問に訪れていた。大黒は6年前、神田うの主催のパーティで川島さんと知り合い、親交があった。
川島さんの夫でパティシエの鎧塚俊彦氏、大黒、うの、山田邦子の夫らは“輝く妻を支える夫の会『妻夫会』”のメンバーで、訃報はうのの夫、山田の夫の両方から24日午後10時頃、大黒の夫のもとに届いたという。
長年の友人だった山田らの手によってワインレッドのドレスを着て、メークを施された川島さんと対面した大黒は「痩せて少しちっちゃくはなってはいたけれど、相変わらず綺麗で、相当悔しかったはずだけれど 俊さん(※鎧塚氏)が永眠の瞬間まで傍にいて、最後はしっかりバトンを渡し きちんとお別れ出来たからか苦しみの緊張感は全く無く、本当に穏やかな寝顔で、亡くなった気が全然しなくて…。可愛いWinkをして幸せそうに眠ってる、そんな感じなのです。」と眠るような表情だったことを明かした。
しかし、川島さんの頬に手を触れると、冷たく、「頬の冷たさが、一層涙の導火線に火をつけるのだけどお顔を見ればほっとさせてくれる様な表情で、何だか嬉しくもなるという…」とつづった。
川島さんについて「見た人すべてを朗らかに、それこそ『ほっこり』させてくれるのです。いつまでも少女のような純粋さを無くさずに生きていられる」「仕事にはめちゃくちゃ完璧主義で いつも人の三歩先を眩しくシュールに滑走して あれほどの女優さんなのに 奥様としては三歩も十歩もぐぐっと引いて 旦那様をまるで明治・大正の妻の様に内助の功しまくり どこからも非の打ち所がないはずの人なのに 可憐なスイトピー」と表現し、しのんだ。
「永遠のスイトピー」とのタイトルで掲載された長いメッセージ。その後半には「最後の最後までそして亡くなった今でさえも、川島なお美さんは“眩い女優、川島なお美”でした」と記されている。
