デビュー２０周年の歌手・華原朋美（４１）が３日、都内で行われた「ロッテ『紗々』２０周年ＰＲイベント」に出演し、今年の６月頃に結婚を考えていた恋人がいたが破局したことを明かした。

　「紗々を食べさせたい人はいないです」と現在恋人はいないとした華原だが、「１回、彼氏ができたんですが、今そういう時期じゃないと思って。２０周年をきちんと駆け抜けるべきだと思って、（交際を）やめました」といきなり告白。

　驚く報道陣に「今年の５月とか６月くらいです。結婚しようかと思う人ができたんです。事務所の方にも紹介したんですが、『違うな』と思って（別れた）。コソコソやってるんですよ」と説明した。関係者によればお相手は一般の男性だったという。

　華原といえば今年の７月にはプロレスラー・本間朋晃選手から告白され、交際への進展が注目されたが、「あれは。もう全然」と苦笑い。「これから女性として結婚とかも目指したい。今年はないですけど。２０周年を駆け抜けてきちんと仕事をします」と今は仕事にまい進したいとした。

　イベントでは１９９６年に出演した同商品のＣＭも披露された。華原は「あの時は幸せでした。紗々を『あーん、あげない』ってやったことがあります。２０年前の思い出です。あれ以上の人も出てこないし、いろんな意味で懐かしい」と小室哲哉との大恋愛を振り返り、「荒波を乗り越えるといろいろなことを思い出します」と笑わせていた。

　グラビアアイドルとして活動していた華原は小室と出会い、９５年、「華原朋美」に改名し、歌手デビュー。９９年に破局するまで約５年間、公私を共にした。

　６月に出演したテレビ番組では、小室との恋愛を振り返り「私にとってはその人（小室）が大事だから、いつも一緒にいたい。でもなかなか一緒にいれる人じゃなかった、忙しくて。怒られたことが一度もない。私からはごめんなさい、って言いたいことたくさんありますけど」「そのままでいたかった。いい思い出だなあ」と話すなど、断ち切りがたい思いを語っていた。