尾木ママ 問題ブログを全文削除

 デザイナー・佐野研二郎氏(43)が手掛けた2020年東京五輪の公式エンブレムについて、「デザイナーに入るお金200億」とブログで発言し、波紋を広げた“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏が22日、当該ブログ(18日付け)を全文削除した。

 22日午前2時過ぎにブログで「私の発言が皆さんに誤解をあたえ、デザイナーの佐野氏には大変な失礼をしてしまいました。誠に申し訳ありません!」と謝罪し、ブログでの発言を訂正したが、同日夕までに、18日に「なぜデザインのトレース=盗用」ではないの?!デザイン界のモラル教えて」のタイトルでのエントリー記事を削除。「誤解が広がることを危惧して、先ほど間違いの記事のみ全文削除させていただきました。ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします…」と報告した。

 尾木氏は8月18日のブログで「素人にはよくわからないのです…」と前置きしながらも、「東京オリンピックのエンブレム デザイナーにはいるお金 200億!と言われ」などと言及。「佐野氏にはデザイン料として200億円が支払われる」という情報がネットを中心に出回り、その誤った情報の出所として尾木氏のブログが挙がるなど、波紋が広がっていた。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会から支払われるデザインの賞金は100万円(賞金・エンブレム制作および著作権譲渡対価、税込)で、売り上げから派生するライセンス料は組織委員会側に入ることになっている。

 なお、22日未明に投稿された尾木氏の“謝罪”ブログでは「今後は未知の世界の問題はもっともっと慎重に学んでから、しっかり事実理解してから、自分の見解発信しようと思います…。大反省です。ごめんなさい…」と反省の言葉が記されている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス