AKB朝ドラ主題歌で山本彩初センター

 アイドルグループ・AKB48が、NHKの2015年度後期、連続テレビ小説「あさが来た」(9月28日スタート、総合など、月~土曜、前8・00)で、朝ドラ主題歌を初めて担当することになり18日、都内で会見した。楽曲は新たに書き下ろされた「365日の紙飛行機」。大阪放送局制作の大阪が舞台の物語とあって、大阪出身のNMB48・山本彩(22)が、AKBのセンターを初めて務める。

 国民的アイドルと日本の朝を彩る国民的ドラマによるコラボ。高橋みなみ(24)、渡辺麻友(21)、柏木由紀(24)、横山由依(22)と会見した山本は「朝ドラ初主題歌の、すてきな機会にセンターをやらせていただけて光栄です。一度は立ってみたいと思っていたし、Aメロはほとんど歌う。それを含めてうれしい」とAKBでの初センター、しかも“朝ドラ選抜”としての大役に、喜びを爆発させた。

 「あさが来た」は幕末が舞台のドラマ。「より若い人に見てもらうには主題歌勝負」(佐野元彦チーフプロデューサー)と、今年3月中旬にNHKがAKBサイドに主題歌を依頼した。AKBの総合プロデューサー・秋元康氏との話し合いの中で、大阪制作で、大阪が舞台のドラマに加え「秋元さんの考えたタイミングも合致した」(佐野氏)として山本のセンターが決まった。

 これまではAKBで選抜入りしても、常に控え目で、本来の自分を出し切れずにいた山本。借りてきた猫のようで、周囲からは「借猫問題」と言われるほどだった。この日は、グループ総監督の高橋からも「AKBのセンターは違う。控えることなく自分の実力を出してほしい。借りてきた猫から卒業してください」と激励され、「はい!」と“借り猫卒業”を宣言した。

 ドラマは幕末から明治時代に、実業家で女性教育に尽力した広岡浅子氏がモデル。京都の豪商の次女に生まれた、相撲が大好きなおてんば娘のヒロイン・あさ(波瑠)が、気前のいいぼんぼんの夫から仕事を丸投げされ戸惑いながらも、幾多の人の助けを得て事業を成功させていく物語。

 主題歌に加え、AKBのドラマ出演について、佐野CPは「なくはありません。合う役があれば相談していきたい」と、ゲスト出演の可能性も示唆した。

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