さんま 暴言モラハラ妻の実例にへこむ

 お笑いタレントの明石家さんま(60)が12日、自身がMCを務めるフジテレビ系バラエティー番組「ほんまでっか!?TV」に出演し、番組で妻からのモラハラを受けて離婚に至った夫婦の実例を目の当たりにし、「嫌な気分で帰らなあかん」と、すっかりへこむ一幕があった。

 番組には法律評論家の堀井亜生氏が出演。「これまでに弁護士として1500件以上の離婚裁判を解決してきた男女問題のスペシャリスト」として紹介された。

 これまでも番組に出演してきた堀井氏についてさんまは「弁護士さんやから実際の人と接して話しをする。そんな嫁がいるのかみたいな奴ばっかり」と堀井氏が紹介してきた実例に“お手上げ状態”であることを明かした。

 堀井氏は、妻がメールで夫に「洗い物をしないなら犬小屋で犬と寝ろ」「あなたの歯ブラシでトイレ掃除したから」「掃除を忘れやがって。死んで詫びろ」「今月下旬に死んでください」などと暴言を繰り返す例を紹介。堀井氏によると、メールのみでも結婚生活が破綻していることを立証できれば離婚成立は可能という。この妻は結婚生活数年で1000通の暴言メールを夫に送りつけたという。

 出演した磯野貴理子が「モラハラを受けている人はどうすれば?」と堀井氏に質問。堀井氏は「モラハラの立証はすごく難しい。暴言だけで、モラハラだけで離婚裁判に勝つのは本当に難しい。DVと比較するとよく分かる」として違いを説明。DVは「暴力による身体の危険は重要視され、たとえ一度でも殴られた診断書があれば離婚は認められる可能性がある」とし、DVは命に関わるので裁判所は重視することを訴えた。

 モラハラの場合は「暴言の音声やメールが残っていても本当に結婚生活が破綻しているか立証しづらいので難しい」とし、「夫婦ゲンカで『死ね』ということはある。『死ね』だけでは難しい。前後が必要」と述べた。また、堀井氏は「やめてほしい」という過程を残すことも大切であることも語った。

 モラハラ妻の実例に接したさんまは「嫌な気持ちで今日も帰らなあかん。心に影を落としたまま」と疲れたような笑顔を浮かべた。

 堀井氏によると年間の婚姻件数65万組、離婚は22万組という。

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