中村獅童 母小川陽子さんに改めて感謝 

劇中ではオオカミとヤギとして友情で結ばれる中村獅童(左)と尾上松也=東京・紀尾井町
原作絵本のイラストを披露する中村獅童(中央)=東京・紀尾井町
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 歌舞伎俳優の中村獅童(42)が14日、都内で、新作歌舞伎「あらしのよるに」(9月3~26日、京都・南座)の製作発表に、尾上松也(30)らと登場した。

 ベストセラー絵本が原作で、オオカミの「がぶ」(獅童)とヤギの「めい」(松也)の種族を越えた友情物語。過去に獅童は同作関連で、NHK「てれび絵本」で朗読を、アニメ映画でがぶの声を担当しており、自らが熱望した歌舞伎化によって3度目の“当たり役”となった。

 13年に亡くなった母・小川陽子さん(享年73)もお気に入りの作品だったといい、「私のような不良少年が絵本の読み聞かせをできるということで、母は喜んでました。母の生まれ育った京都でやらせてもらえるのも、胸がいっぱい」と天国へ届ける好演を誓っていた。

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