新沼謙治 デビュー40周年「褒めたい」

杉並児童合唱団のコーラスをバックに熱唱する新沼謙治=東京・蒲田
杉並児童合唱団のメンバーから花を贈られる新沼謙治=東京・蒲田
杉並児童合唱団のコーラスをバックに熱唱した新沼謙治(中央)=東京・蒲田
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 歌手・新沼謙治(59)が12日、東京・蒲田の大田アプリコで、デビュー40周年記念コンサートを開催。2011年の東日本大震災で被災した故郷・大船渡市など東北の復興を願い自ら作詞した合唱曲「ふるさとは今もかわらず」を、杉並児童合唱団の40人のコーラスをバックに披露した。

 40年を振り返り「ここまでやってきた自分を褒めたい。支えてくれたファンのおかげです」としみじみ。11年には故郷の震災被害に加え、4度世界一となったバトミントン界の女王・博恵夫人(旧姓・湯木)をがんで失い、深い悲しみを乗りこえてきた。

 最近は自身と同じように、パートナーを失ったというファンが増えているという。この日は新曲「まぼろしのキラク」や代表曲「津軽恋女」も熱唱。震災復興支援も兼ねてのコンサートで「コーラスの子供から元気、パワーをもらって、ボクが前に向かって、元気を届けたい」と語っていた。

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