愛之助 熊切質問に「お疲れ様でした」
歌舞伎俳優・片岡愛之助(43)の座頭公演「六月花形歌舞伎」が13日、大阪松竹座で初日を迎えた。タレント・熊切あさ美(35)との破局騒動の渦中にあり、午後7時半の終演後には、劇場裏側の関係者入り口にはテレビカメラを含めた報道陣や、ファンが殺到し、混乱する一幕もあった。
愛之助は周辺が静かになった午後10時ごろ、関係者入り口から姿を見せた。報道陣から「熊切さんとは連絡がつきましたか」との質問が飛んだが、愛之助はにこやかに「お疲れ様でした」と返し、手を振って車に乗り込んだ。
破局を否定した熊切に対し、今月5日に愛之助はデイリースポーツなどの取材に「もう終わりました」と破局を明言するも、熊切とは連絡が取れず「全然話すことができない」と困り顔で語っていた。9日には大阪市内でトークショーを行い、騒動について「事実と違うんですけど、話すなと言われています」と話していた。
「六月花形歌舞伎」は愛之助が「通し狂言 鯉つかみ」で本水を使った立ち回りや、1人12役の早替りをこなしている。この日は、ほぼ満員の盛況だった。