「徹子」1万回 マッチと東山が祝福

 テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜正午)が27日、放送1万回に達し、30分延長して1時間番組となった記念回は司会の黒柳徹子(81)がプライベートでも親しい近藤真彦と東山紀之をゲストに迎え、一緒に和気あいあいと祝った。

 番組冒頭、黒柳は「皆さまこんにちは、徹子の部屋でございます。今日は徹子の部屋にとって、とっても嬉しいことでございます。今日で徹子の部屋は1万回ということになります。延べにすると1万人のお客さまをお迎えしたことになります。本当に嬉しいことというのは、どなたも、お1人も当日お休みの方がいらっしゃらない。全部いらして下さったということです。お礼を申し上げます。そのほかスタッフのみんなにもお礼を申し上げます」と1万回を支えた過去のゲスト、スタッフに感謝、深く頭を下げた。

 かつて一緒にトーク番組に出たことがないという近藤、東山を迎え入れ、2人から大きな花束を手渡されると黒柳は「こんな素敵なお2人から、ありがとう!こんなに嬉しいことはないです」と大喜びした。

 10代のころから15回目の出演となる近藤は、「黒柳さんが1万回休まなかったというのがすごいことですよ」と称えた。

 近藤は今でも黒柳と月1回は会い「レストランで、生『徹子の部屋』やってます」という。

 東山もやはり10代からの出演回数はこれで9回となった。

 1976年2月2日、第1回ゲストに森繁久彌を迎えてスタートした「徹子の部屋」は、2011年には同一司会者による番組の最多放送回数としてギネス世界記録に認定された。

 この日の番組では40年前の第1回放送の録画が流され、ゲストの森繁さんは「いいお部屋ですねえ。これからここでいろんなお話ができるわけで、楽しみです」と、番組の未来を予言するかのような言葉をつぶやいていた。

 そして番組の最後にはギネス公式認定員が登場、「同一司会者による番組の最多放送回数1万回」を改めてギネス世界記録に認定し、認定証を手渡した。

 黒柳には隠されていて、「わたし、聞いてなかったわ。わー、嬉しい」と思いがけないサプライズを喜んだ。

 同番組は今年2月2日、放送40周年を刻んだ。先日行われた1万回の収録のあと、黒柳は「50周年までやろうと思います」と宣言。近藤も「90歳になってもやってもらわないと困ります!」と煽っていた。

 テレビ朝日の吉田慎一郎社長は26日の定例会見で「黒柳さんの才能、人柄に尽きる。会社の宝だと思います」とその偉業を称えている。

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