９人組女性アイドルグループ「アンジュルム」が２６日、東京・北の丸の日本武道館で公演を行い、２０日に卒業を発表したオリジナルメンバーの福田花音（２０）が、今後はタレント活動をしながら作詞家を目指すことをファン１万人に報告した。卒業ライブは、１１月２９日に武道館での全国ツアー最終公演で行われることも発表された。

　福田は冒頭のあいさつで「感謝の気持ちを伝えるために、最後まで突っ走りますので応援よろしくお願いします」と瞳を潤ませ約束。７月２２日に発売する新曲「臥薪嘗胆」やヒット曲「大器晩成」など２３曲を熱唱した。

　また４月から休学中の大学も１１月２９日以降に復学することも報告し、「勉強と作詞の勉強も頑張りたい。いつか自分の書いた詞を歌ってもらうのが私の新たな夢」と意気込んだ。

　“作詞家転身”はこの日未明のブログで発表。卒業に関してスタッフに相談したところ、「文章を書くことに向いているから作詞にチャレンジしてみないか？」と作詞家転向を打診されたことを伝え、「作詞というのは本当に未知の世界です。でも、ハロー！プロジェクトを卒業し作詞の道に進んだ方は今までにいないし、わたしは誰もやってないことにどんどんチャレンジしていきたいと思っていたので、そのお話をいただいたことが素直に嬉しく、挑戦してみたいと思いました。」と決意した経緯を説明した。

　さらに「大学の勉強も作詞の勉強も両立できるよう一生懸命努力し、『作詞家』としての第二のデビューを目指したいと思っています。いつか自分の書いた詞を歌ってもらうのがわたしの新たな夢です。」と意気込んだ。