藤崎マーケット“リズムネタは魔物”

 「8・6秒バズーカー」のブレークなどで注目を集める“リズムネタ芸人”の代表格である「藤崎マーケット」が3日、関西テレビ「マルコポロリ!」に出演。最高月収320万円の栄光と転落を告白。自身のような失敗をしないよう、“リズムネタは魔物”と訴える小冊子を手作りして後輩芸人らに配布していることも明かされた。

 2007年、ランニングに短パン姿で「ラララライ!」と歌い踊る“ラララライ体操”で一世を風靡した藤崎マーケット。ピーク時には1日9本もの仕事を抱え、テレビの収録中にスタジオを抜け出し、劇場でのライブに出演、再びスタジオに戻るなどのハードスケジュールをこなしていた。

 10カ月休みなしで働き、最高月収は320万。トキは「(芸能界は)チョロイな、と思いました。いろんな先輩に『ネタ作りや』って言われたんですけど、ハイハイ、って(受け流して)」と当時を振り返り反省。自動販売機の前に「ご自由にお使いください」と書いて札束を置いたこともあったと明かした。

 30万円の高級スーツを購入したり、「当時付き合ってた彼女の親戚中にゲーム機(買って)あげたり」とバブルを謳歌していたトキだが、ブームは1年ほどであっという間に去ってしまい、転落が始まった。月給は「6万円」に激減し、「7万円の1ルームマンション」に引っ越し。ラララライ!景気で購入した50インチのテレビが部屋を占拠する状態で暮らしていることを明かした。

 自らの失敗体験をもとに、現在、トキは「リズムネタは魔物や」「リズムネタは身を滅ぼす」などと書いた自作の小冊子を作成して、8・6秒らリズムネタ芸人に配っていることも明かされた。

 その8・6秒について「売れるスピードがこわい」とリズムネタの先輩として心配していた。

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