未来のタカラジェンヌ40人が入学式

 宝塚音楽学校の入学式が18日、兵庫県宝塚市の同所で行われ、倍率26・6倍の難関を突破した103期生40人が、タカラジェンヌへの第一歩を踏み出した。

 入学式では、実業家で元モデルの君島十和子さんの長女の憂樹さんら本科生が、新入生の胸に校章を付けるセレモニーも行われた。笑顔の本科生とは対照的に、新入生はようやく音楽学校の一員となった喜びから、感極まり涙を流す姿も見られた。

 伊木常雄校長は「この2年間は平坦な道ではないが、すべての先輩が乗り越えてきた道。みなさんにも頑張ってほしい」とあいさつ。新入生は神妙な面持ちで聞き入っていた。

 新入生総代の田中琴之さんは「清く正しく美しくの教えを守り、芸の道に精進したいと思います」と決意を表明。24日に宝塚大劇場月組公演「1789-バスティーユの恋人たち-」で初舞台を踏む101期生・芹尚英(せりな・えい)の妹・龍田実可子さんは「大好きな宝塚の舞台に立つスタートラインに立てたこのうれしい気持ちを大切にしたい」と瞳を輝かせた。

 生徒は2年間のレッスンに臨み、初舞台を目指す。

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