３月の衆院本会議を病欠した前後の不可解行動が疑惑騒動に発展し、維新の党から除名処分となった上西小百合衆院議員（３１）の公式ホームページが、“改装中”の混乱からか、トップページの中央部に「献金コーナー」だけが表示される状態が続き、ネット上などでツッコミが入っている。

　上西氏は４日に維新から除名処分を受け、７日までに同ＨＰに掲出していた維新マークや、維新関連の記載を削除。“無所属議員”としてのＨＰへとリニューアルを進めている様子だが、ここ数日は、トップページ中央にあった政務活動関連のコーナーも削除され、かなり簡素なページに。

　このため、中央部には「ご支援お願いします！ネット銀行・クレジットカードでの献金はこちら」と書かれ、自身の政治団体への献金用ページに誘導するバーナー広告だけが残っており、政治家のＨＰとしてはよろしくない趣となっている。

　これにネット上の掲示板などでは「献金だけをお願いするページになってますが？」「ある意味、清々しい」と揶揄する投稿が相次いでいる。

　今後、議員活動の項目を復活させてゆくものとみられるが、１１日には同ＨＰから一度削除したはずの維新マークが復活表記されるなど、混乱している様子をうかがわせている。