元経産省官僚の古賀茂明氏が３０日、ＡＢＣの情報番組「キャスト」に生出演した。古賀氏は同局のキー局であるテレビ朝日の報道番組「報道ステーション」に２７日に生出演した際、自身の降板を巡って古舘伊知郎キャスターと放送中に異例の議論をしたばかり。

　冒頭、浦川泰幸キャスターが自己紹介。自身が熊本県出身であることを告げた。コメンテーター紹介で浦川キャスターは「おなじみの古賀茂明さんです」と紹介。古賀氏が同じ九州の長崎出身であることを紹介した上で、「われわれは導火線が短い傾向にありますがよろしくお願いします」と古賀氏が生番組で激論したことに触れた。

　古賀氏は苦笑いを浮かべながら「僕、長いです」と決して短気ではないことを訴えた。

　その後、古賀氏は無風区もある兵庫県議選についてコメントを求められ、「市民の声に支えられている政治家はいる。そういう人たちを増やしていく努力をしないといけない」などと述べ、報ステ出演時について触れることはなかった。

　古賀氏は通常は火曜日のレギュラーコメンテーターを務めるが、この日は出演者の１人が出演できないため、代役を務めた。