杏 浮世絵の魅力を世界に向けて発信
女優の杏(28)が28日、東京・日本橋室町の福徳神社で映画「百日紅~Miss HOKUSAI~」(5月9日公開)のヒット祈願を俳優・松重豊(52)、原恵一監督(55)とともに行い、日本の浮世絵を世界にアピールしたいとの心意気を示した。
作品は江戸時代の浮世絵師・お栄とその父・葛飾北斎の生活を描くアニメ。長編アニメの声優初挑戦で主役のお栄を演じる杏は、黄色の留め袖姿で登場した。
すでに英仏などヨーロッパ6カ国での世界配信が決まっているだけに「私たちが目にする浮世絵はすでに描き終わったもの。目の前で浮世絵が描かれていく様子や画法、生活などは海外の人にも、私たち現代人にも目新しく映ると思います」と強調した。
杏は松重と親子役を演じ、これが「ユーキャン」のCM、フジ系ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」に続く3度目となる。松重はドラマの撮影現場で「杏ちゃんと“難しかった?”とか話して、盛り上がっていました」と裏話も披露していた。