長谷川豊氏 大阪人のためのニュース

「ニュースリアルFRIDAY」の初回放送を終えた長谷川豊アナウンサー
「ニュースリアルFRIDAY」の初回放送を終えた長谷川豊アナウンサー(右)とテレビ大阪の鈴木理加アナウンサー
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 元フジテレビで現在はフリーアナウンサーとして活動する長谷川豊氏(39)が27日、メーンキャスターを務めるテレビ大阪の新しいニュース番組「ニュースリアルFRIDAY」(金曜、後5・13)の初回放送終了後、大阪市の同局で会見を行った。

 同番組の原点は大阪に特化した、大阪人のためのニュース。第1回放送を終えた長谷川アナは「まさかの大塚家具(の株主総会)無視、姫路城(のグランドオープン)完無視、(墜落したドイツ)旅客機の映像を1ミリも流さず。それで45分を本当にやり切った。突き抜け感に驚きました。結構やりがいを感じています」と独特のユーモアを交えて感想を口にした。

 07年12月、現大阪市の橋下徹市長の府知事選出馬表明を振り返り、「会見場で『数日前に2万%出ませんと言ってませんでしたか?』と一番きつい質問をしたのは僕なんです」と過去の“因縁”を明かした。

 一方で「政治家を1千人以上取材して、140~50人以上と飲んでる」という長谷川アナから見れば「個人の印象では、政治家としての橋下さんはA、B、CでSランク。ごく数人しかいないレベル」と絶賛。「ただ、オルフェーブルという馬より気性が荒い。大阪市民が上手に乗りこなしたら、いい推進力だろうし、3冠も取れる」と過去に競馬実況も担当していた長谷川アナらしい表現で評価した。

 橋下市長は大阪市役所での定例会見をオープンにしており、「行けるだけ取材したい。汗をかかないとニュースは伝えられない」と直接取材にも意欲満々。5月17日には大阪都構想の住民投票が控えている。「日本の地方行政を変える日が5・17ではないかなと僕は思っています。まあ、注目していますね」と橋下市長が政治家生命を懸けて実現を目指している政策に強い関心を示していた。

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