アンタ柴田 事務所に「干されてない」
お笑いコンビ、アンタッチャブルの柴田英嗣(39)が4日、関西テレビのバラエティー番組「マルコポロリ2015新春!芸能事務所のウラ側からトンデモ収入までじぇじぇじぇとポロリすんのか~いSP」に出演し、事務所からは「干されてない」と訴えた。
番組では芸能事務所について特集。柴田が所属する「プロダクション人力舎」は、かつて「売れることは罪」という考えがあったことが明かされた。月収が1000万円を超えるようになると独立をすすめられるという。
事務所側の理由として「タレントが売れっ子になると縛りとか出てくる。そういうことが分からない。これから先の売り方も分からない」などの理由が再現ドラマで示された。
そのため、シティボーイズ、B21スペシャルなど半ば強制的に独立させられたという。
MCの東野幸治が人力舎所属の柴田に、「もうテレビ出ていいんですか?」と、かつて女性問題を起こした当人に直球でツッコんで爆笑誘うと、水道橋博士が「名前通りアンタッチャブルなんですよ」とさらに広げた。
ほかの共演者から「なんかあったんですか?」などと声が飛ぶと柴田は立ち上がり、「何にもないですよ。強いていうなら女性問題!コラッ」と乗りツッコミで笑いをとった。柴田は「大阪は節操ない。ダイレクトだから、入り方が。でもね、大阪だとウケるんですね。ありがとうございます。拠点がこっちです」とネタにしてくれたことに感謝した。
水道橋が柴田に「事務所の話していい?」と尋ねると柴田は「全然いいです」と即答。水道橋が「事務所から干されてるわけじゃないよね」と問うと、柴田は「全然。うちの事務所優しいです。こんな問題起こしたやつ残すんですから」と語った。
人力舎には現在、オアシズ、アンジャッシュなど約110人が在籍。
柴田は「あんまりお金持ちのタレントを抱えたくないらしいです。うちの事務所」とし、創業者の社長は「自分が生きていければそれでいい」という考えだったことを明かした。「あんまり売れっ子が出てくると忙しくなっちゃう。そうすると遊べなくなる。せっかく自分が遊ぶために稼いでいるのに遊べなくなったら意味がない。だから独立してくれと」などと独特の方針を説明した。
柴田は女性関係のトラブルなどを理由に2010年1月から1年間休業した。
