NHKが阪神・淡路大震災20年ドラマ
NHK大阪放送局が阪神・淡路大震災から20年となる来年1月に総合の全国ネットで放送する特別ドラマ「二十歳と一匹」を制作することが2日、分かった。大阪市の同局で行った局長定例記者会見で発表した。
同作は震災で両親を失った幼い子どもが20年後、青年となって災害救助犬のハンドラーを目指す物語。主人公の青年役は菅田将暉(21)、青年を育てた祖父母に小林薫(63)と風吹ジュン(62)、ほかにジャニーズWESTの桐山照史(25)、足立梨花(21)らが出演する。
10月末から神戸市を中心に関西地区で撮影開始。震災20年に関連して、坂本忠宣放送局長は「節目の年ですから、日々のニュース、報道番組の中でも分厚く、きっちり視聴者に伝えていきたい」と説明した。