三谷氏 嵐・二宮起用理由は「屈折」

 アガサ・クリスティーの名作を脚本家・三谷幸喜氏が手がけたフジテレビ55周年記念ドラマ「オリエント急行殺人事件」(来年新春2夜連続放送)の制作発表が14日、都内で行われ、主演の野村萬斎(48)を始めとしたキャスト16人が出席した。

 原作の舞台である英国から昭和初期の日本に設定を変更し、架空の豪華寝台列車「特急東洋」で起きる殺人事件が描かれていく。民放ドラマ初主演の野村は、ポワロならぬ名探偵の勝呂武尊役。第1夜は「原作に忠実に」(三谷)、第2夜は犯人の視点から物語を再構築するという。

 玉木宏(34)、沢村一樹(47)杏(28)、らとともに三谷作品に初参加となる嵐の二宮和也(31)は、74年公開のハリウッド映画版で、米俳優アンソニー・パーキンスが演じた被害者の秘書役。

 三谷は「屈折した役。二宮さんといえば、屈折というイメージで、『なんだ、こいつ?』というところを見せてほしい」と起用理由を説明。二宮は「ずっと『屈折している』と言われていたので、そのイメージを崩さないように頑張りたい」と意気込んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス