タレントで画家の片岡鶴太郎（５９）が２７日、東京・松屋銀座で、画業２０周年記念の個展「還暦紅」の初日を迎えた。

　オープニングセレモニーには、プライベートでも親交が深い渡嘉敷勝男（５４）と福田彩乃（２５）も参加。福田は、モノマネ界の大先輩のために祝辞を述べたが、「鶴太郎さんから言われたひと言がありまして。ずっと大事にしてきたんですが…この場で忘れてしまって」とまさかの大失態。片岡が「おそらく耳元で『やらせろ』と言ったんだと思います。『絵やボクシングをやらせろ』って」と下ネタを交えてフォローするうちに、福田が思い出した片岡からの金言は「事を成す人は孤独」だった。

　会場では初期の作品から、筆を使わず指で描いたという福田らの肖像画まで、２０年間の画家生活で描きためた１５０点を展示。もともとツバキの花の美しさを表現するために絵を始めたといい、「２０年、あっという間でした。絵を描いてるときは、時間がたつのが早いので」と振り返っていた。