号泣元県議 ブログで刑事告発には謝罪

 政務活動費疑惑を巡り、11日に兵庫県議会議員を辞職した“号泣元県議”こと野々村竜太郎氏(47)が12日、自身のブログを更新。県議会によって虚偽公文書作成容疑などで兵庫県警に刑事告発されたことに対し「刑事告発されましたことに、真摯に深刻に受け止め、非常に反省しています」と記した。

 この日午前に「辞職に伴うお詫び等」と題してブログを更新。一連の騒動に関して「私の不祥事を全国は勿論世界に拡散し…」などと謝罪の弁を綴った。

 長文のブログでは、取材自粛要請や、事務所費問題などのほか、2011年4月の当選時の党派名として、当時躍進中だった「大阪維新の会」(橋下徹代表)とは無関係の「西宮維新の会」を名乗った件にも言及。

 「西宮維新の会の名称について、確かに虎の威を借りたのは事実ですが」としながら「私のツイッターのタイムラインをご覧になれば分かるように、平成23年4月時点で西宮市に殆ど浸透せず」と分析。それ以前に西宮市長選などに4回出馬(落選)したことを挙げ「平成20年11月から4回立候補しました知名度等で、平成23年4月第6位との差約200票次点との差約200票で、自民党現職2名と民主党新人1名を押さえて当選させて頂いたと考えた方が自然です」とした。

 一方、返還届を提出した過去3年分の政活費1834万円のに関しては、県議会も返済能力を疑問視しているが「政務調査費・政務活動費支出の全額に利子を加算しました総額を一括返納します」と記した。

 最後は「子どものように号泣しましたのに加えて、政務活動費が議員活動全体に比較すれば小さいことと発言したことを含め、政務活動費収支報告も議員活動全体も同様に重要だと改めて表明すると共に、本当に誠に心からお詫び申し上げます」と結んでいる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス