岩手県の握手会での事件以来、ファンとの触れ合いに際して厳戒体制を敷いているＡＫＢ４８グループだが、２２日に島根県で行われた全国ツアー会場でＡＫＢ４８チームＡの小嶋陽菜が突然グッズ販売コーナーに現れ、売り子を務めたことが２３日、湯浅洋ＡＫＢ劇場支配人の交流サイトＧｏｏｇｌｅ＋への投稿で明らかになった。

　湯浅支配人は「開演前に、突如、小嶋がグッズ販売！」と発信、何の隔てもなくファンの前で親しみのある笑顔を浮かべて立つ小嶋の写真を添えた。

　ＡＫＢグループは事件以来、イベントにおける入場時手荷物検査や金属探知機による身体検査を実施するなど、厳戒体制を敷いている。

　この島根公演は、昨春のライブを最後に止まっていた全国ツアーを「あなたがいてくれるから。～残り２７都道府県で会いましょう」として再開させた第１弾で、入場時の検査はやはり厳しく実施されている。

　そんななか、ファンの前に立ったこじはるに対して、ファンからは「こんなサプライズありますか！！！セキュリティなんて度返しでやってくれる…こじはるさん最高です」「行った人には一生の思い出になるね」「こじはる総選挙で言ってたようにみんなが笑顔になるよう頑張ってますね！」と称賛する声が相次いだ。

　またその場に居合わせたファンからも「グッズ売り場の写真箇所にいたら、こじはるがいきなり現れて、びっくりした。びっくりすぎて、声も出なかった」と驚きのコメントが寄せられた。