OSK桜花昇ぼる サヨナラ公演に気合
OSK日本歌劇団のトップ・桜花昇(の)ぼる(年齢非公表)が16日、都内で、自身の退団公演となる舞台「レビュー 夏のおどり」(8月1~3日、東京・新橋演舞場)への意気込みを語った。
1993年の初舞台から、在籍は21年を超える桜花。会場となる新橋演舞場でOSKが公演をするのは初めてとあって「サヨナラ公演ですが『初めまして、よろしくお願いします』という気持ちでのぞみます」と思い入れたっぷりだった。
在籍中の03年には劇団の一時解散、07年には民事再生法の適用を申請するなど、数々の苦難も経験してきた。6年間トップとして舞台を引っ張ってきたが「卒業は誰もが通る道。しっかり次にバトンをつなぐことのできるタイミングだと思います」と後輩たちに思いを託していた。
